ひとりごと(’99.1〜’99.3)


生稲晃子のCMでおなじみの、「クレジットのキャスコ」


(1999.1.7)
 今年ももう7日になりました。年末から飲み続けているのでかなり疲れています。
 今日は情報処理産業協会の賀詞交換会に出席してきました。この業界は今年度5%成長する見込みです。他の業界が軒並みダウンする中では際だっていますが、今は一種のミニバブルだと思います。2000年対応というバブルが弾けたときに各企業の真価が問われるのです。
 ですが、他の業界に比べれば今後もいろんなものが出てきます。限界はまだ見えません。
 私と同じ年代の方、パソコンに興味がないとか、難しいとか言わないでさわってみて下さい。昔の勉強より格段に易しいですよ。

    言うは易く行うは難し

(1999.1.9)
 なぜ政治家は自分を自慢するのでしょうか?自分が道路を付けてやったのだとか、新幹線を止めてやったのだとか。その様なことでしか自己主張ができないのでしょうか?
 過去の政治家でそのような理由で評価されている方はおられません。政治家として本当にすべきことはたくさんあると思うのですが、政治の世界ではそのことは目標ではないのでしょう。
 議員であることだけを目標として活動をされている方は不要なのです。

    仕事を見てその人を知る

(1999.1.11)
 国会の場に官僚が出てこないことになりそうです。と言うことは日本の国会は滑稽なものになるでしょう。
 今の政治家で自分で答弁ができる人は何人いるのでしょうか?多くの大臣は残念ながら自分で答弁ができません。官僚が作った文章をしにまま読んでいることは多くの国民が知っていることです。ですから、今の大臣がそのままその職にあるのならば面白いことになります。
 それよりもそれが出来ない政治家が落選する方が理にかなっていますね。

    時は万事を暴露す/Time discloses all things.

(1999.1.16)
 今後のテレビ業界がどうなるかを考えてみました。
 テレビのデジタルかが為されたとき、現在の地上波の権利を持っているテレビ会社は生き残れるのでしょうか?
 否でしょう。
 今までこの業界は多くの規制で守られてきました。まだ当面は守られるでしょうが、もうすぐ変わります。そうなると今よりさらにチャネルが増えます。その時に今の会社が優位性を維持できるでしょうか?私は無理だと思います。今番組を誰が作っているのでしょうか?テレビ会社独自で作っている番組は少ないはずです。ということは、その会社は条件さえ良ければいつでも他社のために作ると言うことです。
 私たちは無料の番組を見ます。それが面白くなければ有料でも価値がある番組を見ます。
 今あるテレビ会社がどう変われるのか、見物です。

    賽は投げられたり/The die is cast.

(1999.1.20)
 銀行の合併が続いています。日本の企業は本当に追い込まれないと動かないのですね。株主のことを考えたらもっと早く行動をすべきであったはずなのですが、ここまで遅れてしまった。株主は経営者に対して経営責任をもっと追及すべきではないでしょうか?
 ですが、この金融再編成を進めているのは政治家ではなく大蔵官僚なのです。
 う〜ん、やはり日本を動かしているのは官僚なのか?

    一日の遅れは十日の遅れ

(1999.1.24)
 今日のニュースで英国よりプルトリウムを運ぶ船を武装するのに米国の了承が必要であり、そのことの了承を求めているのにほって置かれて作業が出来ないとのこと。
 このことを当たり前のようにニュースで放送する国自体が私には理解できません。反発すべきであると主張するのがマスコミだと思います。日本ぐらいでしょう、誰も自分のことだと思わずに知らん顔をしているのは。
 最近特に思います。本当に日本は独立した国なのでしょうか?なぜトップは何にも言わないのでしょうか?

    勝てば官軍(負ければ賊軍)/Might is right.

(1999.1.30)
 今日の日経新聞の記事です。
 「仮想現実のワナ/危うい孤独」というテーマで伝言ダイヤルについて書かれているのですが、その中にそれを利用している女性のコメント”会うのは危険性も伴うことは分かっている。でも、孤独を紛らわす話し相手が欲しいからこれからも利用するつもり”はとても理解できません。
 今、自分のいる環境(家庭、地域、学校、会社)が昔に比べて非常にぎすぎすしてきているとは思います。ですが、その環境を離れたところは自分にとってもっとすばらしいところなのでしょうか?本当はもっと住みにくいところの筈です。
 もっと地に足をつけてゆっくり考えて歩いて行きましょう。

    多くの友を有する人は一人の友をも得ず/A friend to everybody is a friend to nobody.

(1999.2.3)
 今、テレビ放送の隙間を利用して情報を送る”地上波データ放送”というものがあります。テレビ朝日とTBSが主として行っているのですが、まだユーザー数が少ないのでスポンサーが少なく商売にはなっていないみたいです。放送ですので、それだけではいわゆるプッシュ方のサービスしかできないのですが、インターネットとうまく組み合わせればいろんなことが出来るようです。
 面白そうなので調べています。

    走らんと欲せば先ず転ぶことを学べ

(1999.2.7)
 ダイエーホークスとJOC、日本の悪いところを集めたような集団です。
 社会的に非難されることをしているのに、まず最初に証拠となるものを隠すあるいは処分する。続いて悪いことをしたかが証明できなかったのだから、良いのだとの姿勢。その発表により世間に叩かれなかったらああ良かった良かったで終わろうとする。もし叩かれたら、もう少しデータを出して、もう少し謝る。そして、時間を稼ぎ世間の話題に昇らないようになるまで待つ。
 彼らだけを非難するわけではないですが、この繰り返しで今の日本社会はあるのです。
 いい加減にして下さい。
 たよりは、あなただけです。マスコミさん。

    嘘をつかねば仏になれぬ

(1999.2.11)
 この1週間いろいろありましたがやっと4月の東京知事選、顔触れが決まりました。鳩山邦夫氏(民主党副代表)、明石康氏(元国連事務次長)、その二人を三上満氏(元全労連議長)、桝添要一氏(国際政治学者)、野末陳平氏が追う展開となりそうです。
 では誰が都知事を決めるのでしょうか?投票するのは都民ですが、実は決めるのはマスコミです。今の時点でも既に取り扱いが違います。最初の二人の取り扱いだけが多く、またこれからはその傾向がもっと強くなるでしょう。
 現時点では泡沫候補以外は平等に取り扱って欲しいのですが。

    民の声は神の声/The voice of the people, the voice of God.

(1999.2.14)
 昨日の新聞にこんなことが載っていました。
 最近海外赴任から帰国した人が共通して驚くのは、街中における若者達の粗雑な動作動作だ。歩く座るといった基本的な動作が、粗にして野で、しかも卑に映るという。
かって人々の立ち居振る舞いの見事さに、日本を訪れた西洋人は目をみはった。それが今や、世界で一番不作法な集団と化そうとしている。
 その責任は親とマスコミがメインでしょう。親は、どうすべきかを教えることが出来ない。マスコミは視聴率を稼ぐためにはまともでないことを放送した方がよいといったところでしょうか?
マスコミは何を言っても変わり様がないでしょうから、親がしっかり子供を教育することが大事なのです。
あなたはちゃんとしていますか。

    蛙の子は蛙/Like father, like son.

(1999.2.18)
 都知事選のメンバーが一人増えました。自民党の柿澤元外相が加わりまたまた大変なことになりました。
 今のマスコミの報道からすると、鳩山氏、明石氏、...と言ったところでしょうか?
 選挙戦開始まで後1ヶ月、今回の選挙は都民でなくても興味を持って見守るでしょう。
 怨念ではなく、ちゃんと主義主張で勝負していただきたいですね。

    勝つも負けるも時の運

(1999.2.21)
 今日は朝から六実高校へ行って来ました。目的は先日焼いた炭を取り出すためである。
 実は2月13日に炭焼きを行いました。市の予算をもらっての炭焼き開放講座があり、小二の子供と一緒に参加をしました。朝9時から、孟宗竹を同じ長さに切り、底にタールの溜まる隙間を作った煙突付きのオイル缶に入れ、土の中に埋め火を付け蓋をして上部の小さな穴から団扇(途中で扇風機に変えましたが)で風を送り込み煙の色が白から紫に変わる(火が全体に回り水分が抜けた)のを確かめて完全に蓋をして土をかぶせ、冷えるのを2時間待ちました。
 その炭はその日に持って帰ったのですが、今日は炭窯で焼いた炭を出しに入ったのです。
 ここ講座の責任者は六実高校の渡部先生でその他にボランティアで10名ぐらいの方が手伝いをされていました。終わった後に、粕汁を作りサンマ、アジの一夜干しを焼きおにぎりを食べみんなで話をしたのですが、六実高校についてはびっくりしました。炭窯だけでなく、地ビールを作る設備もあるそうです。作るのは文化祭の時だけだそうですが、色々面白い高校です。考えた先生、OKを出した教育委員会に脱帽。
 次回の炭焼きは3月13日とのことなのでまた行ってこようと思っています。

    三年学ばんより三年師を選べ

(1999.2.22)
 ゴルフ界はPGAとJGTOに分裂しましたが、選手主体のJGTOが主導権を取る形で収拾したので良かったと思っていたのですが、もしかしたらとんでもないことになったのではないでしょうか?
 昨日の新聞に今期ツアーの開幕戦に尾崎なんとかの子供が参加すると載っています。これからプロ試験に合格できない二世が次から次へと主催者推薦で出てくるのかと思うと、改革といいながら自分達のことしか考えていないのかと情けなくなります。今回の決定は、確かに多くのプロゴルファーのためにはなると思われます。ですが、こんなことで良いのでしょうか。ファンにそっぽを向かれますよ。スポーツの世界は実力次第です。能力がない人間を、他に何もできないからといって親がそこまで面倒を見る方がおかしいのです。この時代、政治、経済界でも同様の傾向が強いですが親がどんなにやっても結果は明らかになっています。子も悪いが、親の方がもっと悪いと私は思います。

    親の欲目と他人の僻目

(1999.2.27)
 昨日は中学時代の友人達との集まりでした。一人が趣味で作ったビールを飲んだのですが、結構こくがあり普通のビールとはかなり違った味でした。
 実は最近私の周りで50代前半で亡くなられた方が多いのです。死因は癌とくも膜下出血です。私達ももうすぐ50歳になりますので、もういつ何があってもおかしくない年齢です。いつも会うと遅くまで飲み、場合によっては夜を徹してということもあります。それゆえ、ちょっと会い方を変えようとの話も出ています。
 最近、酒量も増えまたスポーツからも離れていますので、この辺りでこれからの人生設計をしてみたいと思います。

    益者三友損者三友

(1999.3.6)
 都知事選挙に石原慎太郎氏が出馬するとのこと。
 私自身は以前より彼を非常に評価をしていたのですが、何でこの時期まで出馬発表を送らせる必要があったのでしょうか。
 理由ははっきりしています。出馬メンバーを見て勝てると思ったからです。彼にはそんな形で出馬をしてもらいたくなかったというのが今の私の気持ちです。
 以下は現時点での私の予想です。
 1.石原氏(22%)
 2.鳩山氏(21%)
 3.明石氏(17%)
 4.柿澤氏(10%)
 5.三上氏(6%)
 6.桝添氏(5%)
 7.野末氏(3%)
 8.その他(16%)
この最後のその他がくせ者です。その中に含まれるK党がだれを指示するかで結果は決まってしまうでしょう。こんなことはおかしいとは思うのですが、そのようになってしまいました。
 東京都民よ、しっかりして下さい!!

    上直なれば下安し

(1999.3.7)
 昨日予想した途端に野末氏の不出馬宣言、これで予想が若干変わりました。ですが、上位の順番は変更ありません。
 今日のテレビを見ていると、桝添氏を除く候補者が野末氏がおりて桝添氏を応援することを非難している。そんなことで首長がつとまるのですか?
 情けないですね。

 以下は現時点での私の予想です。
 1.石原氏(22%)
 2.鳩山氏(21%)
 3.明石氏(17%)
 4.柿澤氏(10%)
 5.桝添氏(7%)
 6.三上氏(6%)
 7.その他(17%)

    小異を捨てて大同につく

(1999.3.13)
 先日、友人と一緒に”OKAZAKI.GR.JP”というドメイン名を取りました。
 付けるドメイン名の説明がいるのではないかと思っていたのですが、申請書のどこにも説明を書くところが無くなんとなく拍子抜けでした。
 申請に2万円かかりましたが、この名前は世界で一つしかなく一度取れば基本的に永久に使用できるのですので、その価値はあると思っています。
 今後はこの名前を意識したページも作っていきたいと考えているのですが、時間がかかりそうです。

    五重の塔も下から組む

(1999.3.21)
 先週の14日と今日も六実高校に行きました。再度の炭焼きと、炭焼き窯を壊すためです。渡部先生が転勤されるので窯を維持する人がおられないので窯を壊すのです。もったいないですがしようがないのでしょう。
 炭焼きの方は前回は竹でしたが今回は梨の木とか色々の木を使いました。この炭は燃やすにはもったいないので、家ではまだ使っていません。一度沸騰の湯に入れてきれいにして、冷蔵庫の臭い取り、お米と一緒に電機炊飯器に入れればおいしいご飯が出来るというのでこれからやってみます。
 今日は雨の中での作業でしたので大変でしたが、結構運動にもなりました。ですが、先週同様明日は体中が痛いでしょう。

    人こそ人の鏡なり

(1999.3.22)
 3月19日現在、日経平均16,378円、NYダウ工30種9,903ドルです。NYダウは一時は10,000ドルを超えました。
 日本はこれからも少しずつ上がるでしょうが、米国はどうなるのでしょうか?
 米国人も欧州人も日本人の多くは実は下がってもらっては困ると思っているのですが、その時が怖いのです。実は、金儲けのチャンスなので、ねらっている人たちが世界中にたくさんいます。
 もう、そろそろ、その時でしょう。

    一勝一敗は兵家の常

(1999.3.27)
 自民党の河野太郎氏から国連安全保障理事会の常任理事国の拡大が総会で決議されるまで、日本の国連への拠出金を減らす内容を盛り込んだ法案の提出に動き始めたとの記事が出ていました。
 私は、当然のことだろ思います。政治家、官僚共に税金をあたかも自分が稼いだ自分のお金のように拠出したり、援助したりします。もし本当に自分のお金であったら家族が苦しんでいる時期にこの様なことをするでしょうか?彼らはそんなことをしません。自分のお金でないからこそするのです。
 だけど言い換えれば、日本はお金を出さなければ誰も相手をしてくれない国なのかもしれません。智恵がないから金を出す。ある意味では当然かもしれません。
 ですが、そのような政治家を選んだのは悲しいかな私たち有権者なのです。

    身の程を知れ

(1999.3.28)
 高校の後輩でもある甥が東京の大学に入ったので上京をして来ました。我が家にも来て話をしたのですが、彼が田舎での平均的な高校生かどうかわかりませんが、私が何時も駅で見ている高校生と比べるとかなり違って見えます。
 その子にとってなにが幸せかはわかりませんが、少なくても努力をしそれが報われることは幸せなことだと思います。その意味では能力がありながら努力せず、他人のことを非難ばかりしている人たちを見ると可哀想な気がします。
 東京には東京の、岡山には岡山の良いところがあります。その良さを忘れることなく東京での生活を送ってもらいたいと思います。

    可愛い子には旅をさせろ/Spare the rod and spoil the child.

このページのトップに戻る


前のページへ戻る